奥田達朗 朱端反平椀 漆椀 伝説の、漆師 古美術 骨董 ヴィンテージ 販売

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奥田達朗 朱端反平椀 漆椀 古美術 骨董 ヴィンテージサイズ:口径11×高さ5cm 明漆会を立ち上げた伝説の塗師、奥田達朗(1932-1979)の朱端反平椀です。糸底に「達」のサインがあるので、奥田五右衛門商店の商品ではなく、本人の作品として作られた作品とのことです。下地は「蒔地」で木地は薄手ですが堅牢なつくりになっています。形の美しさ、塗りの品格は他にはなかなか見出せません。大阪の料理屋で常用されてきたため、口縁や糸輪は上塗の朱が摩滅し、全体的に根来のような枯れたテクスチャになっています。日本の漆界の伝説の奥田達朗作品です。購入後、自宅保管です。古美術品にご理解のある方のみご検討ください。リユース材に包んで発送の予定です。 漆芸家奥田達朗という人物  奥田氏は自分の母なる国能登の合鹿椀(桃山時代)を出発点に、まり椀(弥生)サハリ椀(中近東)秀衡椀(桃山)根来(室町)明月椀(江戸初期)芹椀(江戸初期)とさまざまな写しに挑戦、研究を重ね、技術的にも輪島の手法をベースに、歴史的、地域的ないろいろな手法を取り込みながら漆の仕事を進めた人です。 理解してもらえないことに苦しみ、愛してやまない母なる国輪島の方向性の間違いに気付いて苦しみ、経済的にも苦しみ、そんなこんな苦しみの中から輝かしい作品が次々と生まれました。 そして、一人でも多くの人が本当の(本統の)椀でみそ汁を飲んでほしいと強烈に願った人でもありました。

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